続々解明された肥満遺伝子

肥満関連遺伝子

 

肥満に関する遺伝子もかなり明らかになってきました。
その中でも、3つの遺伝子が良く知られており「倹約型」「消費型」のタイプに分かれるのです。

 

倹約型タイプの遺伝子を持つ人は、消費型の遺伝子を持つ人に比べて、1日の基礎代謝量が平均200カロリー少ないのです。

 

そのため、倹約型の遺伝子を持つ人と消費型の遺伝子を持つ人が同じエネルギ-(食事)をすると、消費するカロリーが少ないわけですから、その分、余ったエネルギーが身体に蓄積されていきます。それが積み重なると、肥満になると言われているのです。

 

肥満の原因は遺伝子だけではない

 

しかし、倹約型の遺伝子を持つ人が、必ず、消費型の遺伝子を持つ人より肥満になるということではないのです。

 

倹約型の遺伝子を持つ人が太るかどうかは、1日のエネルギー消費量が関係しており、そのエネルギー消費量はかなり個人差があります。

 

また、その人の筋肉量、活動量も遺伝子以外の要素として、肥満には左右してきます。
そして、生活習慣も大きく影響してきます。

 

遺伝子検査で糖尿病を予測できるか

 

肥満は私達にとっては大きな問題で、健康にも影響してきます。
糖尿病に関しても、発症しやすいかどうかを、遺伝子で調べられるのでしょうか。

 

遺伝子の発症予測と、年齢・性別・家族歴・BMI・血糖値・血圧・コレストロール値など今まで調べていた指標と比べると、大差ないことがわかったのです。

 

もちろん、遺伝子の発症リスクのほうがとてもよかったと言えないのかと思うかも知れませんが、遺伝子を調べるだけで、血液をとる血液検査も必要ないなら、私は楽だと思いました。

 

今までの検査方法では病院に行って血液検査をし、その時間、金銭がかかるのです。
それが、唾液を郵送するだけで、同じ程度にわかるなら、その方が良いです。

 

肥満や糖尿病などは、生活習慣の問題もあって、遺伝子だけで決定づけするのは難しいのかも知れませんね。

 


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